【CLF/SAA試験対策&模擬問題】サーバーレスの核心「AWS Lambda」とは?

StepStudy Blog Design — AWS Lambda
AWS Lambda 2025.07.15 (更新: 2025.07.15)
AWS Lambdaは、サーバー管理不要でコードを実行できるサーバーレスサービスです。本記事では、CLF・SAA試験に頻出するLambdaの仕組み・課金体系・IAM権限管理・ベストプラクティスを公式情報に基づき解説し、模擬問題で理解度を確認できます。
この記事でわかること
  • AWS Lambdaの基本概念と4つの主要特徴
  • 試験で問われるIAM権限管理(実行ロール・リソースベースポリシー)
  • コールドスタート対策やStep Functionsとの連携パターン
  • 課金の仕組みと無料利用枠の注意点
  • CLF・SAA対策の模擬問題で実力チェック

Lambdaはなぜ試験の重要サービスなのか?

AWS認定試験において、Lambdaは「サーバーレス」という概念を理解する上で避けては通れないサービスです。CLFではその基本的なメリットが、SAAでは他サービスとの最適な組み合わせ(アーキテクチャ)が問われます。

本ブログでは、公式ドキュメントの情報に基づき、試験合格に必要な知識を整理していきます。

Lambdaとは?

AWS Lambdaは、サーバーをプロビジョニングまたは管理することなくコードを実行できるサーバーレスのコンピューティングサービスです。主な特徴は以下の通りです。

  • サーバー管理が不要:高可用性インフラ上でコードが実行され、OSのメンテナンスや自動スケーリングなどはすべてAWSが管理します。
  • 自動スケーリング:リクエストレートに合わせて自動でスケールアップし、アイドル時はゼロまでスケールダウンします。
  • 従量課金制:リクエスト数と実行時間(ミリ秒単位)に基づく課金です。未実行時には料金が発生しません。
  • 多様な言語サポート:Java、Go、PowerShell、Node.js、C#、Python、Rubyなどのランタイムに対応しています。

Lambdaのベストプラクティス

効率的で安全なサーバーレスアプリケーションを構築するために、以下のプラクティスが推奨されています。

攻略のカギ

コールドスタートの対策として、Lambda SnapStart を利用することで起動レイテンシーを最小限に抑えられます。

長時間ワークフローには、AWS Step Functionsと組み合わせて最大1年間の実行が可能。Lambda単体の最大実行時間は 15分(900秒)です。

  • Lambdaレイヤー:複数の関数間で共通コンポーネントを共有し、メンテナンスを最適化します。
  • 同時実行の制御:トラフィック急増時に備え、同時実行数とスケーリングを制御してリソース使用率を管理します。

CLF、SAAで問われるLambdaの試験範囲

Lambdaの主要機能・設定項目

項目概要詳細解説
イベント駆動特定のイベントをトリガーに実行S3へのアップロードやDynamoDBの更新などを検知して動作します。
IAMアクセス許可権限管理の核心「実行ロール」と「リソースベースのポリシー」の2種類があります。
ネットワークVPC接続による保護機密リソースを保護するため、VPC内に配置可能です。
パフォーマンス同時実行数の設定プロビジョニングされた同時実行で「ハイパーレディ」状態を維持。

各項目の詳細解説

IAM権限の3つのタイプ
  • 実行ロール:Lambda関数自体に付与するIAMロール。S3やDynamoDBなどへのアクセス権限を定義。
  • リソースベースのポリシー:他サービスやアカウントが関数を呼び出すことを許可する権限。
  • アイデンティティベースのポリシー:ユーザーやグループが関数の管理操作を行う権限。

試験対策向けの注意点・勉強すべき点

  1. 課金の仕組み:メモリ量に比例したCPUパワーが割り当てられます。料金は「リクエスト数」+「割り当てメモリに応じた実行時間」の合算です。
  2. イベントソースの統合:SQS、Kinesis、Kafkaなどとネイティブ統合。EventBridgeによるスケジュール実行パターンも整理しましょう。
  3. 分離とセキュリティ:Firecracker MicroVMによる安全な実行環境分離。テナント分離モードもSAA対策に有効です。
  4. 無料利用枠:月100万リクエスト、40万GB秒が無料。ただし Provisioned Concurrency 有効時は適用外です。

模擬問題

CLF対策 模擬問題

サーバーを構築する必要がなく、ソースコードさえあればアプリケーションの実行が可能なAWSサービスは次のうちどれでしょう?

  • AWS Lambda
  • ALB
  • Amazon EC2
正解:1. AWS Lambda

AWS Lambdaでは実行環境を準備する必要がなく、ソースコードを準備するだけでアプリケーションの実行が可能です。

SAA対策 模擬問題

A社は、サーバーレスアーキテクチャを構築しています。DynamoDBへのデータ登録処理を、HTTP経由の呼び出しリクエストによって実現したいと考えています。どのサービスを組み合わせればよいでしょうか?

  • CognitoとLambda
  • SQSとLambda
  • API GatewayとLambda
  • ACMとLambda
正解:3. API GatewayとLambda

HTTP経由の呼び出しリクエストという要件は、API Gatewayを利用することで実現できます。DynamoDBはデータ更新時、S3はファイルアップロード時、CloudWatch Eventsはスケジューリング実行と、それぞれ使用要件が異なります。

まとめ

AWS Lambdaは、インフラ管理の手間を省き、ビジネスロジックに集中できる「サーバーレス」の象徴的なサービスです。試験対策としては、「どのようなイベントで起動するか」「IAMでどのように権限を管理するか」「コストがどう計算されるか」の3点を中心に学習を進めることが合格への鍵となります。

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