AWS認定資格は、AWSクラウドに関する知識やスキルを客観的に示せる公式認定です。クラウド未経験者の学習の入口として使われる資格から、設計・開発・運用・セキュリティ・AI/機械学習までを深く問う上級資格まで、幅広いラインアップが用意されています。
2026年9月時点でAWS認定は13種類(うちMachine Learning – SpecialtyはMLS-C01が2026年3月31日で廃止済み)あり、試験コードや役割が似ていて「どれから受ければよいか分かりにくい」のも事実です。本記事では、AWS認定資格の学習支援サービス「StepStudy」の視点で、各資格の特徴・難易度・受験料・目的別おすすめ順を整理して解説します。
- 初心者は CLF-C02 → SAA-C03 が王道です。
- 非エンジニアは CLF-C02 → AIF-C01 で全体像とAI基礎を押さえるのがおすすめです。
- 開発者は DVA-C02、運用担当者は SOA-C03、セキュリティ担当者は SCS-C03 が役割に合いやすいです。
- 上位資格や専門資格は「今の職種で使うAWS領域」が明確になってから選ぶと失敗しにくくなります。
AWS認定資格とは?全体像を把握しよう
AWS認定資格とは、AWSクラウドに関する知識や技術が一定水準に達していることをAWSが認定する試験です。取得すると、学習履歴やスキル証明として活用しやすく、デジタルバッジも付与されます。
現在、AWS認定資格は大きく分けて「4つの区分」で構成されており、自分のレベルや職種に合わせて選ぶことができます。
合格すると、自分のプロフィールなどで公開できる「デジタルバッジ」がもらえ、世界中の企業に自分のスキルをアピールできるようになります。
4つの区分別に資格を解説
それぞれのレベルが、どのような人を対象にしているのか詳しく見ていきましょう。
| 区分 | 位置づけ | 概要 |
|---|---|---|
| Foundational / 基礎 | 経験不要の入門レベル | AWSをこれから学び始める人向け。クラウドの基本概念、主要サービス、料金、セキュリティの考え方を広く押さえられます。 |
| Associate / 中級 | 実務スキルを検証するレベル | AWSの実務に必要なスキルを問うレベル。設計・開発・運用・データ基盤・機械学習など役割ごとに分かれています。 |
| Professional / 上級 | 高度な設計・自動化を担う人向け | 公式では2年以上のAWS経験が推奨。Associateより広いサービス知識と深い設計判断が必要です。 |
| Specialty / 専門知識 | 特定分野を深く問うレベル | セキュリティ・ネットワークなど、特定分野の専門知識を深く問います。担当領域が明確な方に向いています。 |
【早見表】AWS認定資格一覧 ─ AWS資格13種類の難易度・受験料・おすすめの人
13種類の資格を一覧表にまとめました。AWS認定試験の結果はスケールスコアで表示されます。比較しやすいように試験時間も掲載しています。
| レベル | 資格名(試験コード) | 受験料 | 合格ライン | 難易度 | おすすめの人 | 試験時間 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 基礎 | Cloud Practitioner(CLF-C02) | $100 | 700点 | ★☆☆ | AWS学習の入口に立つ人 | 90分 |
| 基礎 | AI Practitioner(AIF-C01) | $100 | 700点 | ★☆☆ | AI・生成AIの基礎を学びたい人 | 90分 |
| 中級 | Solutions Architect – Associate(SAA-C03) | $150 | 720点 | ★★☆ | AWS設計を学びたい人 | 130分 |
| 中級 | Developer – Associate(DVA-C02) | $150 | 720点 | ★★☆ | AWSでアプリ開発を行う人 | 130分 |
| 中級 | CloudOps Engineer – Associate(SOA-C03) | $150 | 720点 | ★★★ | 運用・監視・自動化を担う人 | 130分 |
| 中級 | Data Engineer – Associate(DEA-C01) | $150 | 720点 | ★★☆ | データ基盤を扱う人 | 130分 |
| 中級 | ML Engineer – Associate(MLA-C01) | $150 | 720点 | ★★☆ | 機械学習の実装を担う人 | 130分 |
| 上級 | Solutions Architect – Professional(SAP-C02) | $300 | 750点 | ★★★ | 上級アーキテクト | 180分 |
| 上級 | DevOps Engineer – Professional(DOP-C02) | $300 | 750点 | ★★★ | DevOps自動化を推進する人 | 180分 |
| 上級 | Gen AI Developer – Professional(AIP-C01) | $300 | 750点 | ★★★ | 生成AIアプリ開発者 | 180分 |
| 専門 | Advanced Networking – Specialty(ANS-C01) | $300 | 750点 | ★★★ | ネットワーク設計の専門家 | 170分 |
| 専門 | Security – Specialty(SCS-C03) | $300 | 750点 | ★★★ | クラウドセキュリティ担当者 | 170分 |
| 専門 | Machine Learning – Specialty(MLS-C01)※2026/3/31で廃止済み | $300 | 750点 | ★★★ | ML専門性を証明したい人 | 180分 |
- ソリューションアーキテクト:お客様の困りごとを解決するために、AWSのサービスを組み合わせてシステムの「設計図」を書く人のことです。
- デベロッパー:実際にプログラム(コード)を書いて、アプリを作る人のことです。
- CloudOps:システムが止まらないように見守ったり、設定を効率よく管理したりする「運用」のことです。
- 生成AI:Amazon Bedrockなどを使って、文章や画像などを自動で作る最新のAI技術のことです。
各資格の詳細説明
各資格の試験時間・出題ドメイン・向いている人・学習ポイントを詳しくまとめました。AWS公式の試験ページと試験ガイドをベースに補足しています。
Foundational(基礎レベル・経験不要)
① AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)
基礎 / CLF-C02 / 90分 / 65問(うち15問採点外)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| クラウドのコンセプト | 24% | クラウドの基本概念・メリット・設計原則 |
| セキュリティとコンプライアンス | 30% | 責任共有モデル、セキュリティサービスの基礎 |
| クラウドテクノロジーとサービス | 34% | 主要AWSサービスの役割と特徴 |
| 請求・料金・サポート | 12% | 料金モデル・コスト管理・サポートプランの選び方 |
- こんな人に向いている:IT未経験者、営業・企画・人事などの非エンジニア、AWS学習の入口に立つ人。
- 学習のポイント:クラウドの基本概念、責任共有モデル、主要サービスの役割、料金・請求の考え方を横断的に理解する。暗記だけでなく「なぜそのサービスを使うのか」を押さえると得点しやすい。
② AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)
基礎 / AIF-C01 / 90分 / 65問(うち15問採点外)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| AIと機械学習の基礎 | 36% | ML概念・学習手法・代表的なモデルの種類 |
| 生成AIと基盤モデルの基礎 | 28% | LLMの仕組み・Amazon Bedrockの位置づけと活用 |
| 責任あるAIの基礎 | 14% | 公平性・透明性・倫理的AIの考え方 |
| AIソリューションのセキュリティ | 22% | AIシステムのセキュリティとガバナンス |
- こんな人に向いている:AIや生成AIの基礎を学びたいビジネス担当者、CLFの次にAI領域を広く理解したい人。
- 学習のポイント:AI/MLの基本用語、生成AIと基盤モデル、責任あるAI、セキュリティの基礎を整理する。Amazon Bedrockの位置づけや代表的な活用シナリオも押さえたい。
Associate(中級レベル・実務スキル重視)
③ AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA-C03)
中級 / SAA-C03 / 130分 / 65問(うち15問採点外)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| セキュアなアーキテクチャの設計 | 30% | IAM・VPC・暗号化によるセキュリティ設計 |
| 高性能アーキテクチャの設計 | 28% | ストレージ・DB・コンピューティングの性能最適化 |
| 弾力性に優れたアーキテクチャの設計 | 24% | 高可用性・DR戦略・スケーラブルな構成設計 |
| コスト最適化アーキテクチャの設計 | 18% | 購入オプション・ライフサイクルを活用したコスト削減 |
- こんな人に向いている:AWSの設計力を身につけたい初中級エンジニア、インフラ/アプリ双方で設計判断をしたい人。
- 学習のポイント:EC2・S3・VPC・RDS・ELB・Auto Scaling などのコアサービスを軸に、可用性、性能効率、セキュリティ、コスト最適化を設計観点で比較できるようにする。
④ AWS Certified Developer – Associate(DVA-C02)
中級 / DVA-C02 / 130分 / 65問(うち15問採点外)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| AWSサービスを使った開発 | 32% | Lambda・API Gateway・DynamoDB等の開発パターン |
| セキュリティ | 26% | 認証・認可・シークレット管理 |
| デプロイメント | 24% | CI/CD・デプロイ戦略・SAM/CloudFormation |
| トラブルシューティングと最適化 | 18% | X-Ray・CloudWatch・パフォーマンス改善 |
- こんな人に向いている:AWSでWebアプリやAPIを開発するエンジニア、サーバーレスを扱う開発者。
- 学習のポイント:Lambda・API Gateway・DynamoDB・SQS・SNS などを使った開発パターン、認証/認可、デプロイ、トラブルシューティングを重点的に整理する。
⑤ AWS Certified CloudOps Engineer – Associate(SOA-C03)
中級 / SOA-C03 / 130分 / 65問(うち15問採点外)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| デプロイ・プロビジョニング・自動化 | 22% | CloudFormation・Systems Managerによる自動化設計 |
| 監視・ロギング・修復 | 18% | CloudWatch・CloudTrail・障害の自動修復 |
| ネットワークとコンテンツ配信 | 18% | VPC・Route 53・CloudFrontの設定と管理 |
| 信頼性と継続性 | 16% | バックアップ・復旧・ビジネス継続計画 |
| セキュリティとコンプライアンス | 16% | IAM・セキュリティポリシー・コンプライアンス対応 |
| コスト・パフォーマンス最適化 | 10% | リソース最適化・コスト監視・パフォーマンス改善 |
- こんな人に向いている:AWSシステムの運用・監視・自動化を担うインフラエンジニア、SRE/運用担当者。
- 学習のポイント:CloudWatch、Systems Manager、CloudFormation、障害対応、バックアップ/復旧、監視設計をタスクベースで学ぶ。運用・監視・自動化の流れを実際のAWS運用シーンに結び付けて整理すると得点しやすい。
⑥ AWS Certified Data Engineer – Associate(DEA-C01)
中級 / DEA-C01 / 130分 / 65問(うち15問採点外)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| データの取り込みと変換 | 34% | Glue・Kinesis・ETLパイプラインの設計と構築 |
| データストアの管理 | 26% | S3・Redshift・データレイクの設計と管理 |
| データオペレーションとサポート | 22% | 監視・トラブルシューティング・パイプライン運用 |
| データセキュリティとガバナンス | 18% | アクセス制御・暗号化・データガバナンス |
- こんな人に向いている:データパイプラインやETL処理を扱うデータエンジニア、分析基盤担当者。
- 学習のポイント:S3・Glue・Redshift・Kinesis・Athena を中心に、データ取り込み、変換、保存、権限管理、運用監視まで一連の流れで理解する。
⑦ AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate(MLA-C01)
中級 / MLA-C01 / 130分 / 65問(うち15問採点外)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| MLモデルのデプロイとオーケストレーション | 32% | SageMakerを使ったモデルのデプロイと運用管理 |
| データ準備 | 26% | 特徴量エンジニアリング・データ前処理・品質管理 |
| ML開発 | 22% | モデルの構築・学習・評価・チューニング |
| MLワークロードのセキュリティ | 20% | MLパイプラインのセキュリティ管理・アクセス制御 |
- こんな人に向いている:Amazon SageMakerで機械学習モデルを構築・デプロイするエンジニア。
- 学習のポイント:データ準備、学習、評価、デプロイ、監視の流れをSageMaker中心に整理する。MLOps、推論基盤、セキュリティ、オーケストレーションも出題軸になる。
Professional(上級レベル・推奨:2年以上の経験)
⑧ AWS Certified Solutions Architect – Professional(SAP-C02)
上級 / SAP-C02 / 180分 / 75問(うち15問採点外)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| 新しいソリューションの設計 | 29% | 複雑な要件を満たす最適なアーキテクチャの設計 |
| 複雑な組織向けソリューション設計 | 26% | マルチアカウント・組織全体のガバナンス設計 |
| 既存ソリューションの移行と継続的改善 | 25% | オンプレミスからの移行・継続的最適化戦略 |
| コスト管理 | 20% | コスト最適化戦略・財務ガバナンスの実践 |
- こんな人に向いている:SAA取得後にさらに設計スキルを高めたいエンジニア、上級アーキテクトを目指す人。
- 学習のポイント:複雑な要件を複数案で比較しながら設計する力が重要。組織設計、マルチアカウント、移行、コスト管理を含めた全体最適の視点で学ぶ。
⑨ AWS Certified DevOps Engineer – Professional(DOP-C02)
上級 / DOP-C02 / 180分 / 75問(うち15問採点外)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| SDLCの自動化 | 22% | CI/CDパイプライン・テスト自動化の設計と構築 |
| 設定管理とIaC | 17% | CloudFormation・インフラのコード化と自動管理 |
| セキュリティとコンプライアンス | 17% | セキュリティポリシーの自動化・コンプライアンス管理 |
| 弾力性に優れたクラウドソリューション | 15% | 高可用性・フェイルオーバーの設計 |
| 監視とログ記録 | 15% | CloudWatch・X-Ray・ログ管理と分析 |
| インシデントとイベントへの対応 | 14% | 障害対応・EventBridge・自動修復の設計 |
- こんな人に向いている:CI/CDパイプラインの構築・運用、自動化を担うDevOpsエンジニア。
- 学習のポイント:SDLCの自動化、IaC、監視、インシデント対応、セキュリティ統制をつなげて理解する。CloudFormationやCode系サービスだけでなく、運用設計まで含めて考える。
⑩ AWS Certified Generative AI Developer – Professional(AIP-C01)
上級 / AIP-C01 / 180分 / 75問(採点対象65問・採点対象外10問)
ベータ試験は2026年3月31日で終了し、現在は通常版(受験料300 USD、合格ライン750点、日本語対応)として提供されています。
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| 基盤モデルの統合・データ管理・コンプライアンス | 31% | RAG・ベクトルストア・ナレッジベースを使った設計とデータ管理 |
| 実装と統合 | 26% | 基盤モデルのアプリ・業務フローへの統合、プロンプト管理、エージェント型AI |
| AIの安全性・セキュリティ・ガバナンス | 20% | ガードレール・責任あるAI・セキュリティとガバナンス |
| 生成AIアプリの運用効率と最適化 | 12% | コスト・性能・ビジネス価値の最適化 |
| テスト・検証・トラブルシューティング | 11% | 基盤モデルの評価、監視、トラブルシューティング |
- こんな人に向いている:Amazon Bedrockを使って本番環境向けの生成AIアプリを実装・運用したいエンジニア・開発者。
- 学習のポイント:RAG、ベクトルデータベース、ガードレール、評価、セキュリティ、コスト管理など、本番運用を意識した生成AIアプリ設計を重点的に学ぶ。
Specialty(専門レベル・特定分野の深い専門知識)
⑪ AWS Certified Advanced Networking – Specialty(ANS-C01)
専門 / ANS-C01 / 170分 / 65問(うち15問採点外)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| ネットワーク設計 | 30% | VPC・ハイブリッド接続・ネットワーク要件の設計 |
| ネットワーク実装 | 26% | Transit Gateway・Direct Connect・VPNの実装 |
| ネットワークセキュリティ・コンプライアンス | 24% | セキュリティグループ・Network Firewallの設定 |
| ネットワーク管理・運用 | 20% | 監視・トラブルシューティング・パフォーマンス最適化 |
- こんな人に向いている:AWSのネットワーク設計・構築を専門とするネットワークエンジニア。
- 学習のポイント:VPC、Transit Gateway、Direct Connect、Route 53、ハイブリッド接続、ネットワークセキュリティを、設計・実装・運用の観点で整理する。
⑫ AWS Certified Security – Specialty(SCS-C03)
専門 / SCS-C03 / 170分 / 65問(うち15問採点外)
現行版は SCS-C03 です。旧バージョン(SCS-C02)の最終受験日は 2025年12月1日でした。
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| 検出 | 16% | CloudTrail・GuardDuty・Security Hubによる監視・アラート・ロギング |
| インシデント対応 | 14% | 対応計画の設計・テスト、セキュリティイベントへの対応と自動化 |
| インフラストラクチャのセキュリティ | 18% | ネットワーク・EC2・コンテナのセキュリティ設計 |
| IDとアクセス管理 | 20% | IAM・Organizations・最小権限の設計と管理 |
| データ保護 | 18% | KMS・Macie・データ暗号化と保護戦略 |
| セキュリティ基礎とガバナンス | 14% | アカウントの集中管理・一貫したデプロイ・コンプライアンス評価 |
- こんな人に向いている:AWSのセキュリティ設計・実装を担うクラウドセキュリティエンジニア。
- 学習のポイント:IAM、KMS、GuardDuty、Security Hub、Organizations、Macie、Inspectorなどを横断して理解する。SCS-C03では生成AI/機械学習セキュリティにも注意したい。
⑬ AWS Certified Machine Learning – Specialty(MLS-C01)【廃止済み】
専門 / MLS-C01 / 180分 / 65問(うち15問採点外)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| MLモデリング | 36% | アルゴリズム選択・ハイパーパラメータ調整・モデル評価 |
| 探索的データ分析 | 24% | データ可視化・統計分析・特徴量選択 |
| データエンジニアリング | 20% | データパイプライン・前処理・変換処理の設計 |
| MLの実装と運用 | 20% | SageMakerでのデプロイ・モニタリング・再学習 |
- こんな人に向いている:SageMakerを使ったML/深層学習モデルの構築・デプロイを行うデータサイエンティストやMLエンジニア。
- 学習のポイント:新規受験はできません。同分野を目指す場合は、データ準備、モデル開発、デプロイ、運用を一通り押さえる MLA-C01(2026年9月からMLA-C02ベータへ移行中)を検討しましょう。
目的別おすすめ取得順番
「どの順番で取ればいいの?」という疑問にお答えして、3つの代表的なルートを提案します。
AWS認定を1つ取得すると、次回のAWS認定試験に使える50%割引バウチャーが AWS Certification Account の特典として提供されます。費用面でも進めやすいルートです。
① 初心者ルート(迷ったらここから!)
IT未経験の方は、まず入門資格の「CLF」から始めるのが取り組みやすいです。CLFでAWSの用語や全体像を体系的に学ぶと、次に受けるSAAで問われる設計判断の背景が理解しやすくなります。
② エンジニアルート(技術を極めたい人)
エンジニア経験があるなら、最初から「SAA」に挑戦しても問題ありません。その後、開発寄りなら DVA、運用寄りなら SOA を選び、設計をさらに深めたい場合は最終的に SAP を目指す流れが自然です。自分の役割に合わせて枝分かれしやすいのがこのルートの特徴です。
③ 非エンジニアルート(営業・管理職・人事など)
「自分はプログラムを書かないけれど、仕事でAWSやAIの知識が必要」という方は、Foundationalレベルの2資格をセットで学ぶのがおすすめです。クラウドの全体像を CLF で押さえたうえで、AIF で生成AIや責任あるAIの基本を理解すると、営業・企画・管理部門でも会話しやすくなります。
まとめ:まずはCLFかSAAから始めよう
AWS認定資格は、学習の方向性を定めやすくし、設計・開発・運用・セキュリティ・AI/データなど、自分の役割に合ったスキル証明につなげやすいのが魅力です。重要なのは、難易度だけで選ぶのではなく、いまの職種や今後伸ばしたい領域に合う資格を選ぶことです。
AWS認定資格の有効期間は基本的に取得日から3年間です。再認定は最新バージョンの試験合格が基本で、資格ごとにルール差があるため、受験前に公式の再認定ページを確認しておくと安心です。
まずは、自分のペースで「CLF」か「SAA」の勉強からスタートしてみましょう。一歩踏み出すことで、クラウドという新しい世界が見えてくるはずです。
よくある質問
AWS認定はどれから受けるのがおすすめですか?
IT未経験なら CLF-C02、設計を学びたいエンジニアなら SAA-C03 から始めると学習効率が高いです。
受験料はいくらですか?
標準試験は Foundational 100 USD、Associate 150 USD、Professional / Specialty 300 USD です。AIP-C01 も通常版として300 USDで提供されています(2026年9月時点)。
資格の有効期限はありますか?
AWS認定の有効期間は基本的に3年間です。更新方法は資格レベルにより差があるため、受験前に再認定ポリシーを確認しましょう。
すでにAWS認定を持っていると割引はありますか?
はい。AWS認定を1つ取得すると、次回のAWS認定試験に使える50%割引バウチャーが AWS Certification Account の特典として提供されます。
参考資料
本記事は以下の公式資料を参照して作成しています。
公式資料
- AWS 認定 - AWS公式(認定資格一覧・区分の根拠)
- AWS 認定試験一覧 - AWS公式(各試験の受験料・試験時間・合格ラインの根拠)
- AWS 再認定 - AWS公式(有効期間・再認定ポリシーの根拠)
- AWS 認定の特典(50%割引バウチャー) - AWS公式(割引特典の根拠)
本記事の情報は2026年9月時点のものです。受験前には必ずAWS公式サイトで最新情報をご確認ください。難易度の星評価は本記事による目安です。



