AWSとは?初心者にもわかりやすく解説!概要と特徴を紹介

作成日: 2025年2月26日 / 更新日: 2025年6月28日
この記事ではAWSの概要からメリットや、主要サービス、活用事例などを初心者の方にもわかりやすく解説しています。
通勤時間などで効率的に勉強されたい方はこちらの動画をご覧ください。
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AWSとは
AWS(Amazon Web Services)は、Amazonが提供するクラウドコンピューティングサービスの総称です。
クラウドサービスとは、自社で物理サーバーを持たずに、インターネットを介して必要なときに必要な分だけサーバーやデータベース、ストレージなどを利用できる仕組みのことを指します。
オンプレミスとクラウドの違いは、次の通りです。
・オンプレミスは、サーバー機器を自社で購入し、データセンターやオフィスで運用するスタイルです。
初期コスト(ハードウェア購入費、保守費など)が高く、利用開始までの時間がかかることがあります。
・クラウドは、AWSのようなクラウドプロバイダーが運営するデータセンターのリソースを、必要な分だけ借りて使うスタイルです。
初期費用が抑えられ、リソースの増減が柔軟かつ迅速に可能になります。
AWSの主な特徴・メリット
AWSの主な特徴とメリットとして、スケーラビリティ、コスト最適化、グローバル展開があげられます
スケーラビリティとは?
スケーラビリティとは、ユーザー数やデータ量の増減に合わせて、必要に応じて簡単にサーバーの台数やスペックを調整できる能力を指します。
たとえば、急激にユーザーが増えてアクセスが集中した場合でも、AWSでは素早くリソースを追加してシステムの安定性を維持することが可能です。逆に、アクセスが落ち着いてきた際には、不要になったリソースを減らしてコストを抑えられる点も大きなメリットです。
コスト最適化とは?
オンプレミス環境では、サーバーの導入や保守にかかる初期コストが大きく、設備投資が必要です。
しかし、AWSでは基本的に従量課金方式を採用しており、使用した分だけ料金を支払う仕組みのため、無駄なリソースにコストがかかりにくいという特徴があります。
グローバル展開とは?
AWSは世界中に多数のリージョンを保有しており、各リージョンはさらに複数のアベイラビリティゾーンに分かれています。
これにより、サービスの提供先が海外拠点であっても地理的に近いリージョンからリソースを利用できるため、遅延を最小限に抑えたシステム運用が可能です。
たとえば、ユーザーが多い国や地域に合わせてサーバーを配置すれば、アクセス速度の向上や快適なユーザー体験を実現できます。
AWSの主要サービス
AWSには非常に多くのサービスがありますが、初学者の方にとってまず理解しておきたい主要サービスを大きく5つのカテゴリに分けて紹介します。
コンピューティングサービス(EC2、Lambda)
コンピューティングサービスでは、EC2(Elastic Compute Cloud)とLambdaが代表的です。
・EC2はAWSで仮想サーバーを作成・管理できるサービスで、必要なスペックや台数を自在に増減できるため、クラウド利用の基礎ともいえる存在です。
・Lambdaはサーバーレスのコンピューティングサービスで、イベントをトリガーにコードを実行し、実行時間に応じた料金が発生する仕組みとなっています。
ストレージサービス(S3、EBS)
ストレージとしては、S3(Simple Storage Service)とEBS(Elastic Block Store)を押さえておきましょう。
・S3は大容量ファイルを保管できるオブジェクトストレージサービスで、高い耐久性と可用性を備えています。
・EBSはEC2インスタンスに接続して使うブロックストレージサービスで、データベースなどのストレージとして利用されます。
データベース(RDS、DynamoDB)
データベースの分野では、RDS(Relational Database Service)とDynamoDBが代表的です。
・RDSはMySQLやPostgreSQL、Oracle、SQL Serverなどをクラウド上で運用でき、管理の手間を大幅に削減できます。
・DynamoDBはフルマネージド型のNoSQLデータベースサービスで、高速かつスケーラブルな点が特徴です。
ネットワーク(VPC、Route 53)
ネットワークの代表例としては、VPC(Virtual Private Cloud)とRoute 53があります。
・VPCを利用することで、AWS上に自分専用の仮想ネットワーク空間を構築し、セキュリティレベルを高めながらシステムを運用できます。
・Route 53はDNS管理を提供し、独自ドメインの運用や負荷分散を効率化します。
その他のサービス
その他の主要サービスには、IAM(Identity and Access Management)、CloudWatch、SNS(Simple Notification Service)などがあります。
・IAMではAWSのアカウントやユーザー、権限を管理し、クラウドのセキュリティを担保します。
・CloudWatchはAWSリソースの監視サービスで、システムの状態を可視化し、アラーム設定によって障害を早期に検知できます。
・SNSはイベントをトリガーに通知を送信する仕組みを提供し、メールやSMS、プッシュ通知など幅広い連携が可能です。
AWSの活用事例
AWSは世界中の企業やサービスで幅広く活用されており、その柔軟性とスケーラビリティの高さから、個人利用から大規模システムの運用まで多岐にわたるユースケースがあります。
- Netflix
- 世界中のユーザーに高品質な動画配信を提供するために、AWSのグローバルネットワークを活用し、高い拡張性と可用性を実現しています。
膨大な数の同時視聴リクエストに対応しながら、視聴環境に応じた最適なストリーミング品質を提供できるのは、AWSのスケーラブルなインフラがあるからこそです。
- 世界中のユーザーに高品質な動画配信を提供するために、AWSのグローバルネットワークを活用し、高い拡張性と可用性を実現しています。
- 任天堂
- AWSを活用してゲームデータの保存やオンラインマッチングの処理を行い、世界中のプレイヤーが快適に接続できる環境を提供しています。
特に、大規模なオンライン対戦やクラウドセーブ機能など、安定したパフォーマンスが求められる分野でAWSの信頼性が活かされています。
- AWSを活用してゲームデータの保存やオンラインマッチングの処理を行い、世界中のプレイヤーが快適に接続できる環境を提供しています。
このように、AWSはエンターテインメント業界だけでなく、ECサイト、金融、医療、IoT、人工知能(AI)など、さまざまな分野で活用されています。個人がブログやウェブアプリを運営するための手軽なクラウド環境としても使えますし、グローバルな大規模サービスを支える基盤としても機能する点が、AWSの大きな魅力です。
AWS認定資格の市場価値と取得メリット
WS認定資格の市場価値と取得のメリットについて紹介します。
AWS認定資格とは、AWSが公式に提供しているクラウド知識やスキルを証明する資格制度です。
レベルや分野に応じて複数の資格があり、クラウドサービスの普及に伴って需要が高まる中、これらの資格を取得することで市場価値を高められます。
AWSはクラウド市場で約30%のシェアを持ち、そこで認定資格を持つエンジニアは企業から高い評価を得る機会が増えています。
資格取得のメリットとしては、キャリアアップや転職の際に有利になることが挙げられます。
多くの企業が求人で「AWS資格取得者歓迎」と掲げており、保有者には報酬面でプラスになる可能性もあります。
また、資格取得を目指す過程でAWSのベストプラクティスや関連サービスを体系的に学べるため、実務での応用力が高まる点も大きいです。
主な資格として、AWSの基本を理解するためのクラウドプラクティショナー、AWS上でのシステム設計に必要な知識とスキルを証明するソリューションアーキテクト アソシエイト、そして大規模かつ複雑なアーキテクチャを設計するためのスキルを示すソリューションアーキテクト プロフェッショナルなどがあります。
資格試験の対策方法
AWS資格を取得するためには、効果的な学習が重要です。以下の方法を活用すると効率的に学習が進められます。
- AWS公式トレーニング:AWSの公式トレーニングコースを受講。
- AWS公式ドキュメント・ホワイトペーパー:試験範囲に関する公式ドキュメントを熟読。
- 模擬試験の活用:AWSが提供する模擬試験を受験し、出題傾向を把握。
- オンライン学習プラットフォーム:「StepStudy」などのサブスク型学習サービスを活用して、動画講義で学ぶ。
- 実際にAWSを操作:AWSの無料利用枠(Free Tier)を活用して、ハンズオンで学習。
AWS資格の取得は、クラウド技術の理解を深め、キャリアアップにつながる有益なステップです。計画的に学習を進め、認定資格を取得しましょう!
まとめ
AWSの概要や活用事例、主要なサービスの紹介、そしてAWS認定資格を取得するメリットについて解説しました。
クラウド技術の普及が進む中で、AWSの需要は今後さらに高まり、それに伴いAWSエンジニアの市場価値も上がっていくと考えられます。
AWSを活用したキャリアの道は多様で、システムの運用を幅広く担当するエンジニア、最適なインフラ設計を行うアーキテクト、セキュリティに特化したスペシャリスト、さらにはビッグデータやデータ分析の分野に進むことも可能です。
ぜひ、ご自身の興味や目標に合わせてAWSを学習し、スキルを高めていってください!
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