【2026年最新版:AWS認定資格一覧】各資格を難易度別に比較!初心者におすすめの取得順番を徹底解説

作成日: 2025年2月26日 / 更新日: 2026年4月1日

AWS認定資格は、AWSクラウドに関する知識やスキルを客観的に示せる公式認定です。クラウド未経験者の学習の入口として使われる資格から、設計・開発・運用・セキュリティ・AI/機械学習までを深く問う上級資格まで、幅広いラインアップが用意されています。
2026年3月時点でAWS認定は13種類あり、試験コードや役割が似ていて「どれから受ければよいか分かりにくい」のも事実です。本記事では、AWS認定資格の学習支援サービス「StepStudy」の視点で、各資格の特徴・難易度・受験料・目的別おすすめ順を整理して解説します。
- 初心者は CLF-C02 → SAA-C03 が王道です。
- 非エンジニアは CLF-C02 → AIF-C01 で全体像とAI基礎を押さえるのがおすすめです。
- 開発者は DVA-C02、運用担当者は SOA-C03、セキュリティ担当者は SCS-C03 が役割に合いやすいです。
- 上位資格や専門資格は「今の職種で使うAWS領域」が明確になってから選ぶと失敗しにくくなります。
AWS認定資格とは?全体像を把握しよう
AWS認定資格とは、AWSクラウドに関する知識や技術が一定水準に達していることをAWSが認定する試験です。取得すると、学習履歴やスキル証明として活用しやすく、デジタルバッジも付与されます。
現在、AWS認定資格は大きく分けて「4つの区分」で構成されており、自分のレベルや職種に合わせて選ぶことができます。
※ 矢印はおすすめの学習進行方向を示します
合格すると、自分のプロフィールなどで公開できる「デジタルバッジ」がもらえ、世界中の企業に自分のスキルをアピールできるようになります。
4つの区分別に資格を解説
それぞれのレベルが、どのような人を対象にしているのか詳しく見ていきましょう。
【早見表】AWS認定資格一覧
AWS資格13種類の難易度・受験料・おすすめの人
13種類の資格を一覧表にまとめました。AWS認定試験の結果はスケールスコアで表示されます。比較しやすいように試験時間も掲載しています。
| レベル | 資格名(試験コード) | 受験料 | 合格ライン | 難易度 | おすすめの人 | 試験時間 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 基礎 | Cloud PractitionerCLF-C02 | $100 | 700点 | ★★★ | AWS学習の入口に立つ人 | 90分 |
| 基礎 | AI PractitionerAIF-C01 | $100 | 700点 | ★★★ | AI・生成AIの基礎を学びたい人 | 90分 |
| 中級 | Solutions Architect – AssociateSAA-C03 | $150 | 720点 | ★★★ | AWS設計を学びたい人 | 130分 |
| 中級 | Developer – AssociateDVA-C02 | $150 | 720点 | ★★★ | AWSでアプリ開発を行う人 | 130分 |
| 中級 | CloudOps Engineer – AssociateSOA-C03 | $150 | 720点 | ★★★ | 運用・監視・自動化を担う人 | 130分 |
| 中級 | Data Engineer – AssociateDEA-C01 | $150 | 720点 | ★★★ | データ基盤を扱う人 | 130分 |
| 中級 | ML Engineer – AssociateMLA-C01 | $150 | 720点 | ★★★ | 機械学習の実装を担う人 | 130分 |
| 上級 | Solutions Architect – ProfessionalSAP-C02 | $300 | 750点 | ★★★ | 上級アーキテクト | 180分 |
| 上級 | DevOps Engineer – ProfessionalDOP-C02 | $300 | 750点 | ★★★ | DevOps自動化を推進する人 | 180分 |
| 上級 | Gen AI Developer – ProfessionalAIP-C01 | $150(β) | 公式確認 | ★★★ | 生成AIアプリ開発者 | 205分(β) |
| 専門 | Advanced Networking – SpecialtyANS-C01 | $300 | 750点 | ★★★ | ネットワーク設計の専門家 | 170分 |
| 専門 | Security – SpecialtySCS-C03 | $300 | 750点 | ★★★ | クラウドセキュリティ担当者 | 170分 |
| 専門 | Machine Learning – SpecialtyMLS-C01※2026/3/31廃止 | $300 | 750点 | ★★★ | ML専門性を証明したい人 | 180分 |
- ソリューションアーキテクト
- お客様の困りごとを解決するために、AWSのサービスを組み合わせてシステムの「設計図」を書く人のことです。
- デベロッパー
- 実際にプログラム(コード)を書いて、アプリを作る人のことです。
- CloudOps
- システムが止まらないように見守ったり、設定を効率よく管理したりする「運用」のことです。
- 生成AI
- Amazon Bedrockなどを使って、文章や画像などを自動で作る最新のAI技術のことです。
各資格の詳細説明
各資格の試験時間・出題ドメイン・向いている人・学習ポイントを詳しくまとめました。AWS公式の試験ページと試験ガイドをベースに補足しています。
AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C02)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| クラウドのコンセプト | 24% | クラウドの基本概念・メリット・設計原則 |
| セキュリティとコンプライアンス | 30% | 責任共有モデル、セキュリティサービスの基礎 |
| クラウドテクノロジーとサービス | 34% | 主要AWSサービスの役割と特徴 |
| 請求・料金・サポート | 12% | 料金モデル・コスト管理・サポートプランの選び方 |
AWS Certified AI Practitioner(AIF-C01)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| AIと機械学習の基礎 | 36% | ML概念・学習手法・代表的なモデルの種類 |
| 生成AIと基盤モデルの基礎 | 28% | LLMの仕組み・Amazon Bedrockの位置づけと活用 |
| 責任あるAIの基礎 | 14% | 公平性・透明性・倫理的AIの考え方 |
| AIソリューションのセキュリティ | 22% | AIシステムのセキュリティとガバナンス |
AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA-C03)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| セキュアなアーキテクチャの設計 | 30% | IAM・VPC・暗号化によるセキュリティ設計 |
| 高性能アーキテクチャの設計 | 28% | ストレージ・DB・コンピューティングの性能最適化 |
| 弾力性に優れたアーキテクチャの設計 | 24% | 高可用性・DR戦略・スケーラブルな構成設計 |
| コスト最適化アーキテクチャの設計 | 18% | 購入オプション・ライフサイクルを活用したコスト削減 |
AWS Certified Developer – Associate(DVA-C02)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| AWSサービスを使った開発 | 32% | Lambda・API Gateway・DynamoDB等の開発パターン |
| セキュリティ | 26% | 認証・認可・シークレット管理 |
| デプロイメント | 24% | CI/CD・デプロイ戦略・SAM/CloudFormation |
| トラブルシューティングと最適化 | 18% | X-Ray・CloudWatch・パフォーマンス改善 |
AWS Certified CloudOps Engineer – Associate(SOA-C03)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| デプロイ・プロビジョニング・自動化 | 22% | CloudFormation・Systems Managerによる自動化設計 |
| 監視・ロギング・修復 | 18% | CloudWatch・CloudTrail・障害の自動修復 |
| ネットワークとコンテンツ配信 | 18% | VPC・Route 53・CloudFrontの設定と管理 |
| 信頼性と継続性 | 16% | バックアップ・復旧・ビジネス継続計画 |
| セキュリティとコンプライアンス | 16% | IAM・セキュリティポリシー・コンプライアンス対応 |
| コスト・パフォーマンス最適化 | 10% | リソース最適化・コスト監視・パフォーマンス改善 |
AWS Certified Data Engineer – Associate(DEA-C01)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| データの取り込みと変換 | 34% | Glue・Kinesis・ETLパイプラインの設計と構築 |
| データストアの管理 | 26% | S3・Redshift・データレイクの設計と管理 |
| データオペレーションとサポート | 22% | 監視・トラブルシューティング・パイプライン運用 |
| データセキュリティとガバナンス | 18% | アクセス制御・暗号化・データガバナンス |
AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate(MLA-C01)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| MLモデルのデプロイとオーケストレーション | 32% | SageMakerを使ったモデルのデプロイと運用管理 |
| データ準備 | 26% | 特徴量エンジニアリング・データ前処理・品質管理 |
| ML開発 | 22% | モデルの構築・学習・評価・チューニング |
| MLワークロードのセキュリティ | 20% | MLパイプラインのセキュリティ管理・アクセス制御 |
AWS Certified Solutions Architect – Professional(SAP-C02)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| 新しいソリューションの設計 | 29% | 複雑な要件を満たす最適なアーキテクチャの設計 |
| 複雑な組織向けソリューション設計 | 26% | マルチアカウント・組織全体のガバナンス設計 |
| 既存ソリューションの移行と継続的改善 | 25% | オンプレミスからの移行・継続的最適化戦略 |
| コスト管理 | 20% | コスト最適化戦略・財務ガバナンスの実践 |
AWS Certified DevOps Engineer – Professional(DOP-C02)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| SDLCの自動化 | 22% | CI/CDパイプライン・テスト自動化の設計と構築 |
| 設定管理とIaC | 17% | CloudFormation・インフラのコード化と自動管理 |
| セキュリティとコンプライアンス | 17% | セキュリティポリシーの自動化・コンプライアンス管理 |
| 弾力性に優れたクラウドソリューション | 15% | 高可用性・フェイルオーバーの設計 |
| 監視とログ記録 | 15% | CloudWatch・X-Ray・ログ管理と分析 |
| インシデントとイベントへの対応 | 14% | 障害対応・EventBridge・自動修復の設計 |
AWS Certified Generative AI Developer – Professional(AIP-C01)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| 生成AIアプリケーションの設計・実装 | — | RAG・ベクトルDB・プロンプトエンジニアリング |
| セキュリティと評価 | — | ガードレール・評価指標・コスト管理(ベータ情報ベース) |
AWS Certified Advanced Networking – Specialty(ANS-C01)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| ネットワーク設計 | 30% | VPC・ハイブリッド接続・ネットワーク要件の設計 |
| ネットワーク実装 | 26% | Transit Gateway・Direct Connect・VPNの実装 |
| ネットワークセキュリティ・コンプライアンス | 24% | セキュリティグループ・Network Firewallの設定 |
| ネットワーク管理・運用 | 20% | 監視・トラブルシューティング・パフォーマンス最適化 |
AWS Certified Security – Specialty(SCS-C03)
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| IDとアクセス管理 | 20% | IAM・Organizations・最小権限の設計と管理 |
| セキュリティロギングとモニタリング | 18% | CloudTrail・GuardDuty・Security Hubによる監視 |
| インフラストラクチャのセキュリティ | 18% | ネットワーク・EC2・コンテナのセキュリティ設計 |
| セキュリティの基盤とガバナンス | 16% | セキュリティポリシー・コンプライアンス管理 |
| 脅威の検出とインシデント対応 | 14% | 脅威の検出・インシデント対応の自動化 |
| データ保護 | 14% | KMS・Macie・データ暗号化と保護戦略 |
AWS Certified Machine Learning – Specialty(MLS-C01)廃止予定
| 出題ドメイン | 割合 | 概要 |
|---|---|---|
| MLモデリング | 36% | アルゴリズム選択・ハイパーパラメータ調整・モデル評価 |
| 探索的データ分析 | 24% | データ可視化・統計分析・特徴量選択 |
| データエンジニアリング | 20% | データパイプライン・前処理・変換処理の設計 |
| MLの実装と運用 | 20% | SageMakerでのデプロイ・モニタリング・再学習 |
目的別おすすめ取得順番
「どの順番で取ればいいの?」という疑問にお答えして、3つの代表的なルートを提案します。
営業・企画・管理部門で活躍できるスキル習得!
① 初心者ルート(迷ったらここから!)
IT未経験の方は、まず入門資格の「CLF」から始めるのが取り組みやすいです。CLFでAWSの用語や全体像を体系的に学ぶと、次に受けるSAAで問われる設計判断の背景が理解しやすくなります。
② エンジニアルート(技術を極めたい人)
エンジニア経験があるなら、最初から「SAA」に挑戦しても問題ありません。その後、開発寄りなら DVA、運用寄りなら SOA を選び、設計をさらに深めたい場合は最終的に SAP を目指す流れが自然です。自分の役割に合わせて枝分かれしやすいのがこのルートの特徴です。
③ 非エンジニアルート(営業・管理職・人事など)
「自分はプログラムを書かないけれど、仕事でAWSやAIの知識が必要」という方は、Foundationalレベルの2資格をセットで学ぶのがおすすめです。クラウドの全体像を CLF で押さえたうえで、AIF で生成AIや責任あるAIの基本を理解すると、営業・企画・管理部門でも会話しやすくなります。
よくある質問
まとめ:まずはCLFかSAAから始めよう
AWS認定資格は、学習の方向性を定めやすくし、設計・開発・運用・セキュリティ・AI/データなど、自分の役割に合ったスキル証明につなげやすいのが魅力です。重要なのは、難易度だけで選ぶのではなく、いまの職種や今後伸ばしたい領域に合う資格を選ぶことです。
AWS認定資格の有効期間は基本的に取得日から3年間です。再認定は最新バージョンの試験合格が基本で、資格ごとにルール差があるため、受験前に公式の再認定ページを確認しておくと安心です。
まずは、自分のペースで「CLF」か「SAA」の勉強からスタートしてみましょう。一歩踏み出すことで、クラウドという新しい世界が見えてくるはずです。
