AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA-C03) 認定資格は、コスト最適化とパフォーマンスに優れたソリューションの設計に重点を置いた、AWSクラウドでのソリューション設計の実務経験がある方に最適な資格です。この資格は、SkillsoftのITスキルおよび給与レポートで2023年の認定資格上位10位に位置付けられており、取得者は自信が高まり、同僚や顧客からの信頼も得られると報告されています。
このブログ記事では、SAA-C03試験で問われる主要なAWSサービスをカテゴリ別に分かりやすく解説します。試験対策として、ぜひご活用ください。
- SAA-C03試験の4つのコンテンツ分野と重み
- 試験範囲に含まれる主要AWSサービスのカテゴリ別一覧
- 各サービスの役割を一言で把握できる概要
- 試験準備に活用できる公式リソース
SAA-C03 試験のコンテンツ概要
SAA-C03 試験は、以下の4つのコンテンツ分野で構成されており、それぞれ採点対象コンテンツに占める重みが設定されています。
| 分野 | 重み |
|---|---|
| 第1分野: セキュアなアーキテクチャの設計 | 30% |
| 第2分野: 弾力性に優れたアーキテクチャの設計 | 26% |
| 第3分野: 高パフォーマンスなアーキテクチャの設計 | 24% |
| 第4分野: コストを最適化したアーキテクチャの設計 | 20% |
これらの分野を網羅するためには、AWSの多様なサービスへの深い理解が不可欠です。
SAA-C03 試験に出題される主要AWSサービス一覧と概要
ここでは、SAA-C03試験範囲に含まれるAWSサービスをカテゴリ別に紹介し、それぞれの概要をまとめました。
アナリティクス (Analytics)
- Amazon Athena:SQL を使用して Amazon S3 上のデータを直接クエリできる対話型クエリサービス。
- AWS Data Exchange:クラウド上でサードパーティのデータを検索、サブスクライブ、および使用するサービス。
- AWS Data Pipeline:定期的なデータ駆動型のワークフローのためのオーケストレーションサービス。
- Amazon EMR:ビッグデータ処理フレームワーク (Hadoop、Sparkなど) を簡単に実行できるマネージドサービス。
- AWS Glue:シンプルでスケーラブルなサーバーレスデータ統合サービス。
- Amazon Kinesis:リアルタイムの動画やデータストリームを大規模に処理、分析できるサービス。
- AWS Lake Formation:セキュアなデータレイクを数日間で構築できるサービス。
- Amazon Managed Streaming for Apache Kafka (Amazon MSK):フルマネージド型 Apache Kafka サービス。
- Amazon OpenSearch Service:テキストや非構造化データの検索、視覚化、分析を行うためのマネージドサービス。
- Amazon QuickSight:高速なビジネス分析 (BI) サービス。
- Amazon Redshift:高速、シンプル、費用対効果の高いデータウェアハウジングサービス。
アプリケーション統合 (Application Integration)
- Amazon AppFlow:コードを使用せずに SaaS アプリケーションと AWS のサービスを統合できるサービス。
- AWS AppSync:フルマネージド型のスケーラブルな GraphQL API を使用してアプリケーション開発を加速するサービス。
- Amazon EventBridge:SaaS アプリケーションと AWS のサービス向けサーバーレスイベントバス。
- Amazon MQ:マネージド型メッセージブローカーサービス。
- Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS):Pub/Sub、SMS、Eメール、モバイルプッシュ通知を提供するマネージドサービス。
- Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS):マネージドメッセージキューサービス。
- AWS Step Functions:分散型アプリケーションのコンポーネントを視覚的に調整できるサーバーレスワークフローサービス。
コンピューティング (Computing)
- AWS Batch:あらゆる規模でのバッチジョブの実行を可能にするサービス。
- Amazon EC2 (Elastic Compute Cloud):クラウド内で仮想サーバー (インスタンス) を提供。様々なインスタンスタイプがあります。
- Amazon EC2 Auto Scaling:需要に合わせてコンピューティング性能を自動でスケールするサービス。
- AWS Elastic Beanstalk:ウェブアプリケーションを簡単にデプロイ、実行、管理できるサービス。
- AWS Outposts:AWS インフラストラクチャとサービスをオンプレミスで実行できるサービス。
- AWS Serverless Application Repository:サーバーレスアプリケーションの検索、デプロイ、および公開ができるサービス。
- VMware Cloud on AWS:VMware環境をAWSクラウド上に拡張して統合管理を提供できるサービス。
- AWS Wavelength:5G デバイス向けの超低レイテンシーアプリケーションを提供できるサービス。
コンテナ (Container)
- Amazon Elastic Container Registry (Amazon ECR):コンテナイメージを簡単に保存、管理、デプロイできるフルマネージド型Dockerコンテナレジストリ。
- Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS):コンテナを実行するための安全性、信頼性、および拡張性に優れたコンテナオーケストレーションサービス。
- Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS):信頼性が最も高い Kubernetes の実行方法を提供するマネージドKubernetesサービス。
- AWS Fargate:コンテナのためのサーバーレスコンピューティングエンジン。
データベース (Database)
- Amazon Aurora:高性能のマネージドリレーショナルデータベース。
- Amazon DocumentDB (MongoDB 互換):MongoDB ワークロード向けの高速でスケーラブルなフルマネージド型ドキュメントデータベースサービス。
- Amazon DynamoDB:マネージド型の NoSQL データベース。
- Amazon ElastiCache:メモリベースのデータベース、または分散型インメモリデータストア。
- Amazon RDS (Relational Database Service):MySQL、PostgreSQL、Oracle、SQL Server、MariaDB などのリレーショナルデータベースを簡単にセットアップ、運用、スケールできるマネージドサービス。
- Amazon Redshift:高速、シンプル、費用対効果の高いデータウェアハウジングサービス。
ネットワークとコンテンツ配信 (Network and Content Delivery)
- Amazon CloudFront:グローバルなコンテンツ配信ネットワーク (CDN) サービス。
- AWS Direct Connect:AWS への専用ネットワーク接続を確立するサービス。
- Elastic Load Balancing (ELB):複数のターゲットにわたる着信トラフィックの分配を可能にするサービス。
- AWS Global Accelerator:アプリケーションの可用性とパフォーマンスを向上させるサービス。
- Amazon Route 53:スケーラブルなドメインネームシステム (DNS) ウェブサービス。
- Amazon VPC (Virtual Private Cloud):AWS クラウド内に隔離された仮想ネットワークをプロビジョニングできるサービス。
セキュリティ、アイデンティティ、コンプライアンス (Security, Identity, and Compliance)
- AWS Identity and Access Management (AWS IAM):AWS のサービスとリソースへのアクセスをセキュアに管理するサービス。
- AWS Key Management Service (AWS KMS):暗号化キーの作成と管理を可能にするマネージドサービス。
- AWS Secrets Manager:秘密情報 (パスワード、APIキーなど) のローテーション、管理、取得を可能にするサービス。
- AWS Security Hub:統合されたセキュリティおよびコンプライアンスセンター。
- AWS Shield:DDoS (分散型サービス拒否) 保護サービス。
- AWS WAF (Web Application Firewall):悪意のあるウェブトラフィックをフィルタリングするウェブアプリケーションファイアウォールサービス。
ストレージ (Storage)
- AWS Backup:AWS のサービス全体で一元化されたバックアップ管理サービス。
- Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS):Amazon EC2 インスタンスで使用するブロックストレージボリューム。
- Amazon Elastic File System (Amazon EFS):Amazon EC2 用のフルマネージド型ファイルシステム。
- Amazon S3 (Simple Storage Service):どこからでも簡単に、お好みの量のデータを取得できるオブジェクトストレージサービス。
- Amazon S3 Glacier:クラウド内の低コストなアーカイブストレージサービス。
- AWS Storage Gateway:オンプレミス環境とAWSクラウドストレージをシームレスに統合できるハイブリッドストレージサービス。
まとめ
AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03) 試験では、これら多岐にわたるAWSサービスの基礎知識に加え、AWS Well-Architectedフレームワークに基づいたソリューション設計能力が問われます。各サービスの機能と用途を理解することは、合格への重要なステップとなるでしょう。
学習のヒント:試験準備には、AWSスキルビルダーで提供されている「AWS認定公式練習問題セット」や「試験準備コース」などを活用することが推奨されています。これらのリソースを通じて、自信を持って試験に臨み、AWSクラウドでのソリューションアーキテクトとしてのキャリアを確固たるものにしましょう!
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参考資料
本記事は以下の公式資料を参照して作成しています。
公式資料
- AWS Certified Solutions Architect – Associate - AWS公式(試験概要ページ)
- SAA-C03 試験ガイド(日本語PDF) - AWS公式(コンテンツ分野の重み・範囲内サービス一覧の根拠)



